バイポーラ狂双極 第2番 双極性障害

自分の双極性障害について書きます。

ぜんまい仕掛け

高校にはだるさをおして登校していたが、高1の初夏、理由もなく急回復した。この頃から、自分は得体のしれないものを抱え込んでいる。それはぜんまい仕掛けのように冬にやってきて、自分を苦しめ、夏に終わる。

もちろんこれは元気な時に思うことであって、鬱の只中にあっては、この状態が一生続き、逃れることは不可能のように思っていた。

私が行った高校は進学校で、鬱で入学したころは下から数えた方が早かったが、鬱から開放されると、俄然集中力も持続力も高まり、学期末には、上から1割以内に入ることができた。

しかし、高2の冬に、またしても鬱状態になり、学業成績も急降下した。勉強は元気なときであればそれ程苦にならなかったが、鬱になると集中力も思考力も全て消え失せ、全く手につかなかった。

これまでは、1年おきの冬に鬱状態になっていたが、高校時代は毎年の冬に鬱状態になっていた。大学受験を控えていたので心理的なストレスも関係していたかもしれない。