主治医に「双極性障害2型ではないか?」と申し出る
主治医に「双極性障害2型ではないか?」と申し出る
この頃になると、「なぜどの抗鬱薬も効かないのか?」という疑問が首をもたげてきた。
また、鬱関係の本は殆ど読んでいたが、新しい本になると、ページは少ないまでも必ず双極性障害に触れており、特に双極性障害2型は、書かれていることが全て自分と一致した。
この時の主治医(心療内科)とは、15年の付き合いであり、互いに信頼関係もあったが、何分高齢であり、「双極性障害2型」についてはあまり良く知らないのではないか?」との思いが強くなった。
そんな時たまたま立ち寄った小さな書店で鬱関係の本を立ち読みした。その本には双極性障害との診断に至るまでに平均8年との記載があり、抗鬱薬が効かない・躁転する・病前性格は明るく積極的・発病が早い・再発率が高い・鬱病と誤診されていることが多い・気分安定薬(ラミクタール・リーマス)での治療が中心で、抗うつ薬で治療していると、躁鬱の波がさらに激しくなり、ラピッドサイクラーになる等の物騒なことが記載されていた。
直ぐにその本を購入し、自宅で改めて読んでみると、自分は「双極性障害2型」と確信するに至った。その本には双極性障害の2つのケースが書かれており、いずれも鬱病として治療されていたが良くならず、著者の病院で診断が双極性障害2型に変わり、「ラミクタール」を服用することで、寛解したというものであった。
役職定年までに後1週間の3月23日(月)、主治医に電話を掛け、急遽診察をお願いした。相談内容は、どれだけ抗鬱薬を増量しても効果は一時的でしかない。
「自分は鬱病ではなく、双極性障害2型ではないか。」というものであった。
主治医からは、