バイポーラ狂双極 第2番 双極性障害

自分の双極性障害について書きます。

「息子さんは典型的な躁鬱病です!」

県立病院では、暗い感じの若い先生が診察した。先生は2人の話を聞いた後、はっきりと、「息子さんは典型的な躁鬱病です。」と言った。

ただ先生の言った躁鬱病は、今でいう双極性障害ではなかったと思う。というのは、①出た薬が抗鬱剤だったこと、②当時は躁のない鬱も躁鬱病と言われていたこと、③軽躁が在る躁鬱病という考え方がなかったことから、その先生が言ったことは、「典型的な内因性の鬱病です!」ということだったと思う。

県立の専門病院で、躁鬱病と言われたことは、それ程のショックではなかった。やっぱりそうかという気持ちと、なんでもいいから早くこの状態から開放されたい、という気持ちが強く、病名が付いたことでどこかでホッとしたのかもしれない。