バイポーラ狂双極 第2番 双極性障害

自分の双極性障害について書きます。

それが「感情障害」だよ

不思議に思うのは、あれ程苦しい思いをして、過去を後悔し生きる意味や死について考えたりしたことが全く残っていないことである。もちろん記憶障害が在るわけではないので、◯月☓日頃から鬱になり、◯月☓日頃抜けたということと、こんなことに苦しんだ、は憶えているが、そのことを思い出しても全く苦しくなくて、何故こんなことに苦しんだんだ?てな具合で、全く実感がない。青春の真っ只中に、死についてや生きる意味について悩み苦しんでも、全く悟れずに、成長することもなく消え去ってしまうのだ。それが「感情障害だよ!」と言ってしまえばそれだけだし、あんな感情が残ったら、それはそれでたまったものではないが・・・。

これは恐らく、鬱の悩みは、論理的な悩みではなく、ただやみくもに辛いという感情が湧く、後悔の念が出てくる、罪悪感に囚われる、そのようなマイナス感情が次から次へと出てくるだけで、何ら論理的な根拠がないからではないか。だから鬱から抜ければ、何に悩んでいたっけ?となるのではないか。